2016年10月の記事一覧

理想の夫婦

カテゴリ:人生哲学

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​よく夫婦の問題の相談に対してあーしなさい、こーしなさいと事細かにアドバイスするカウンセラーを見かける。自分も相談にのることはあるが基本的なアドバイスはしても夫婦内の問題に口は出さない。

何故なら、夫婦間の悩みを抱える事自体が夫婦である事の意義みたいなものだから。様々な問題や悩みを共に切磋琢磨しながら乗り越え成長する。その為に夫婦になったのだ。

結婚する時にどんな時もお互いを支えあって生きていくと誓ったのだからよっぽどでないかぎり他人が口を出すべきでない。

「理想の夫婦」って皆さんはどう言う夫婦だと思いますか?

一般的に考えるのはいつも仲が良くて同じ方向を向いていて幸せに満ち溢れ、なんて考えるかもしれませんが

僕は理想の夫婦とは
考え方の合わない夫婦、価値観の合わない夫婦、趣味の合わない夫婦、食べ物の好みが合わない夫婦などとにかく正反対な事が多い夫婦を言うのだと思う。

そこには恋愛や自分にとって都合の良い愛と言った子供じみた愛だけでは到底うまくやって行けない大きな壁が存在する。

そこでうまくやって行くには「お互いの成長」と「本当の愛」を育んで行く事が必要になって来る。

人は何の為に生まれて来るのか

やりたい事をやる為?

楽しむ為?

幸せになる為?

それもまた一興

しかし本当は全ての人に共通した根本にある大切な目的がある。それは「自身の成長」そして「本当の愛を学ぶ為」

だから、この事を人生の最大の目的に出来る人は最も悔いの無い生き方が出来る人です。

言わばこの世でしか味わう事が出来ない負荷を経験し自身を成長させたくてみんなこの世に生まれて来る。

では負荷とは何か。
人種の違いも国の違いも仕事も人間関係も夫婦も男女関係も親子関係も病気もありとあらゆるものがそのお題です。だから人生に苦難があるのは当たり前。その経験の中から自身を磨きたくて生まれて来る。

人はこの世で自分と違う人格、人間性と対峙する事によって学び成長して行く。

男と女は脳の発達場所に違いがあり、それによって考え方の違いや感性の違いが生まれる。そこに育ちの違いが加わり男女には様々な葛藤が生まれる。因みに異性っぽい性格の人は脳の作りも異性っぽい

最初は恋愛と言う方便で仲が良くてもお互いを知って行くうちに葛藤や衝突する事が多くなる。そこでいつまでも恋愛と言う子供じみた愛や自分にとって都合の良い愛から成長出来ない夫婦だとその関係は簡単に崩れてしまう。

様々な苦労の中で一歩また一歩、お互い相手に対する思いやりや理解を育んで行かなければその夫婦の未来はない。

夫婦関係のどん底の中、どちらかに本当の愛が光りだす事がある。相手の未熟な部分も未熟な部分として認める愛。相手の成長を祈り暖かく見守る愛。するとその愛に感応して相手の中にも本当の愛が目覚め始める。

よく、人を変えようと思う前に自分が変わりなさいと言うでしょ?それはこうゆう事。

夫婦と言うのは必ずお互いにとって相応しい相手と結ばれるようになっている。 相応しいとは、相性がいいとか気が合うとかと言う意味では無く、お互いにとって成長の糧となる最良の相手と言う意味です。

ちゃんとその人に応じた苦労はするけれど努力次第で何とか乗り越えられる限界すれすれの相手。強すぎず弱すぎず丁度良い負荷の相手が縁になる。

逆にどんなに望んでも互いの成長の糧とならない相手とは縁が続かず結ばれないものです。

だから、様々な「相性が悪い夫婦」ほど共に苦労を乗り越えて行く器とより大きな愛を育む可能性を秘めた夫婦。それだけ大きく成長できる可能性を秘めた夫婦だと言えます。

本当の人生の目的を知れば、そう言う夫婦が理想の夫婦だと言う所以が分かって頂けると思います。

しかし、そう言う夫婦はよくよく人生のどん底を経験する事が多いものです。相手を理解出来ない、どうしても譲れない。衝突し憎み合い、まさに何度も夫婦の危機を経験しそれに追い打ちをかける不運な出来事など。

但し、誰もが通る当たり前の苦労を幼稚さ故に苦難と勘違いしている人はコレに当たらず。

そんな営みの中でお互い一歩一歩、相手への思いやりや理解を育み愛を学び、助け合い本当の幸せを一つ一つ見つけていく。そして本当の意味での夫婦へと成長して行きます。その学びは連れ添っている限り一生続く。

結婚を幸せの終着駅のように思っている人もいるが結婚とは「試練」です。結婚に幸せがあるとすればその試練を乗り越えた先そこにしか本当の幸せはありません。

数多くの苦難を乗り越えて来た夫婦ほど大きな成長と強い絆が育まれる。いつか別れの日が来た時には何にも勝るかけがえのない感動を手に出来る夫婦になるに違いありません。

ただ大切な事は夫婦でいる事ではなく、独身だろうがバツイチだろうが再婚だろうが、そこにたくさんの学びと成長があるか否か、それが一番重要な事です。

学びと成長の無い人はどんな境遇に変化してもダメなものはダメ。学びと成長のある人はどんなカタチであれ、しっかり地に足をついた生き方が出来ているものです。
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